03/25/06

警察の広域化と検挙率3(自警団の復活?2)

小学校の例で考えて見ますと、生徒に対する比率では同じ教員数でも、1学年3クラスの学校と20クラスの学校を想定して比べれば分かりますが、学年主任(も一人で足りず副主任2〜人とか)その他の間接要員や連絡会議などに追われて、子供に接する時間が相対的に減少するのです。
こんな訳で、どこでも20クラスもの大規模校の設置はしていないのです。
裁判所の大規模化に反対して、07/28/03「組織大型化のデメリット(個性7)」コラムで書いたことがありますが、どの組織でも組織内部の人は、自分の組織を大きくしたがりますが、その利用者にとっては意味のないことが多いのです。
私が電車に乗るときも、千葉駅とその隣の小さな駅のどちらでも良いときには、小さい方を選びます。
千葉駅ですと、駅前広場についてから乗るまでには、結構時間がかかるのですが、小さな駅では、駅につくと直ぐに電車に乗れるのです。
車両も、十何両も繋がっていても自分の坐る席は一つあればいいのですから、キャクにとっては1〜2両の車両で充分です。
山へいくと良くあるロープウェーのゴンドラのようなもので、家族・友人と乗ってもこの程度の大きさがあれば十分で、小さいのが次々と来る方が便利ではないでしょうか?
話がまた脱線しますが、警察は自治体警察から始ったのですが、次第に国家警察化してきて広域化する一方ですから、現場要員比率の低下が問題だと思います。
たまに外国からの覚せい剤等薬物密輸入の情報で、水際で大量検挙事件が報道されますが、そんなのは10年に一回あるかないかと言うところです。
それだけのために、日ごろから情報交換と称して、しょっ中諸外国との連絡会議を開いたり、(システム作りのために役人が海外出張したりする時間とのバランスがどうなっているかと言う検証が必要でしょう。
一回会議を開くには、そのための準備に膨大な人手が使われますが、それだけではなく、そうした準備行為に長けた人材は、本来の現場捜査向きの人材とは傾向が違います。
こうした人材がひとたび重用されると、そうした人材は自分の仕事を次々と作っていく傾向があるので、内勤部門が肥大化しがちなのです。
広域化は、遠くから来る犯罪者対策として一見必要なようですが、そのような通報に基づいて、こちらで待ち構えて逮捕するなどのことは、泥棒や傷害事件などの日常犯罪では滅多に考えられません。
国民は身近な犯罪から守って欲しいのです。
身近な犯罪では、犯罪後の逃走追跡には、広域連携が必要でしょうが、予防には殆ど効果がないのです。
中国から泥棒集団が来日すると言う情報があっても、具体的な犯罪をする前には、検挙できませんから、せいぜい警戒しましょうと言う程度でしかないのです。



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