03/14/05

単身社会と社会の安定4(不良を兵士や警官にしたらどうなる?)

戦後の混乱で、学歴が中卒でも優秀な者が混在する社会(昭和60年ころまででしょう。)では、中卒高卒でも結構大企業で出世し、中小企業を起こし、成功する人がいました。
このように、秩序の混乱期とその直後だからこそ有り得た事例を、現在の不良に当てはめるのは誤りです。
この考え方は、05/31/02「社会の高度化と不良対策11(中間層の再編 5)」のコラムで、中小企業の人材の観点から書きました。
今では、お金がなくて高校中退になっている人は、滅多にいないのです。
(極小数の例外はいるでしょうが、原則を言うのがこのコラムです。)
不良と言うのは、殆どの場合、中学から授業についていけず、親が公立高校の入学金の何倍も出して遠くの私立へ折角入れたのに、中退してしまうのが多いのです。
どのように教育してもどうにもならない・粗暴なだけが取り柄?の不良を(不良が全員体力を持て余しているとは限りませんが、体力派の供給源を不良に求めた場合の話です。)兵士や警官にして、彼らが銃器や原爆まで管理する社会とするわけには行かないでしょう。
お行儀がよく育ちながら「体力派」と言うのもいるでしょが、そうした場合は例外現象ですから、私が心配しているのは原則的場合です。
江戸時代に治安が良かったのは、上級武士・官僚も一応武人ですから、剣道その他の武芸を習い、護身術を見に着けていた(不良よりも強かった)からではないかと思います。
桂小五郎や坂本竜馬など有名人自身も、剣の達人としても有名ですが、末端の不良だけが腕力で乱暴できる時代ではなかったのです。



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