03/20/04

平和憲法と国の安全 2・・憲法49(アメリカ軍の駐留)

「アメリカやロシヤなど超大国からの侵略は甘受するが、中小国からの侵略は許せない。」と言う区分けは、気持ちは何となく分りますが、これもまた、何故現実的なのかもう一つ分りません。
ともかく、そうした考えが現実的だとした場合を考えてみましょう。
アメリカや、国際世論の味方があっても、中小国からの侵略は防げないのでしょうか?
少なくともアメリカ軍が駐留している限りにおいて、アメリカ軍を蹴散らして侵略してくる中小国は有りえません。
その意味では、我が国が戦力を保持していようがいまいが、アメリカ軍が駐留している限り、その他の国からの侵略を免れ得ることは争いがないと思われます。
これを前提にすれば、アメリカをおだておだてて、末永く居座ってもらうのが国益に合致するでしょう。
ちょっとくらい防衛分担金を払っても、自力で防衛するよりも、ずっと気楽なものです。
物騒な夜道を肩肘張って、護身用の杖を用意して歩くよりも、おまわりさんと並んで手ぶらで歩く方が気楽に決まっていますよ。
これでは、女の子じゃ有るまいし、独立国の面子が立たないと言うのが再軍備論者でしょうか?
大国なら良くて、中小国からの侵略は許せないとか、他人に保護されるのは面子が立たないとか、現実論者の言い分は、実は感情論が多いと思いませんか?
交番にいるおまわりさんが、白人だろうと黒人だろうと、関西人だろうと東北人だろうと、九州人だろうと、おまわりさんであれば、いいのが現在社会と言うものではないでしょうか?
「白人の警官はいやだ」なんて言ってたら、アメリカ旅行にも日本人のガードマンを連れて行かなくてはならなくなります。
その発想が上海事変の頃の列強と中国の関係だったでしょう。
それぞれ自国の軍隊が、駐留して自国民を保護していたのです。
自前の軍隊でなければ、独立国ではないとか面子が立たないと言う人たちは、自国の政治が、上海事変の頃の中国或いは満州国が関東軍の意のままだったように、外国軍の顔色を窺わねばならないのを気にしているのでしょうか?
私は、アメリカ軍の存在のために日本の政治が歪められるのならば、出て行ってもらう必要があると思いますが、政治に介入しないのならば、傭兵みたいで便利なものだと思います。
交番が近くにあっても、自分の家の晩御飯や子育て・レジャーに干渉される心配をする人がいないでしょう。
お雇い兵のアメリカ軍が、上海事変の頃のように内政に干渉するのか、それとも時代が変わってそう言う干渉が出来ないのかどうかを考えて、検討することが肝要でしょう。




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