03/17/04

戦争放棄と鎖国・・・憲法46(平和主義)

話しがどーんと飛んで現在になりますが、太平洋戦争後の新憲法の平和主義・武力放棄条項は、連合軍から押し付けられたという思いから、我が国では反発が強いのはご存知のとおりです。
しかし、我が国の歴史見ると、平和主義でやって来たのは江戸、平安時代ばかりでは有りません。
戦国の気風の余韻(勢い)で積極的に海外出兵した豊臣期は例外ですが、歴史上海外と戦ったのは、天智天皇の白村の江の戦いと、蒙古襲来しかなく、いずれも消極的なものでした。
それ以外の長い歴史は、常に海外とは争わず、平和外交ばかりだったのです。
我が国にとっては、黒船来航で恐慌状態になっていたのは仕方ないとは思いますが、長い歴史の中で見渡すと、明治期の国を挙げての必死の精神(ゆとり放棄)のほうが異常ですよ・・・・。
おかげで、みんな神経衰弱になっていたのではないでしょうか?
私は、夏目漱石だけが胃弱でなく、太平洋戦争直前あたりの軍人や官僚は、みんな神経衰弱みたいな顔をしていたと思いますがどうでしょうか?
もしもアメリカの言うとおり、民主主義、植民地解放のための正義の戦いであったというならば、もう自分を守る為に戦い続ける必要はありません。
そのうそ臭い主張に乗っかって見るのも一つの方法です。
アメリカもその主張を掲げる以上は、悪いようには出来ません。
弱肉強食の世界競争時代に直面した日本は、幕末以来食われない為に食う方に回るしかなく、軍国化して対応してきたのですが、その後ブロック経済化で、貿易が出来ない為に活路を開こうとして敗戦してしまいました。
要するに仕方なし、追い込まれての参加でした。
華夷秩序であれ、アメリカの傘の下であれ、国際秩序として平和が保障され、自由な貿易が保障されているのならば、江戸時代といわず古来からの伝統である平和主義・経済だけの時代に戻りたいのは、押し付けによるものではなく、我が国=国民の本音だったのです。




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