03/20/03

直接民主主義と情報公開 5(事前開示1)

○○女子医大事件その他の医療過誤事件の報告を見ると、医師側は、いかに自己のミスを隠すために、カルテを隠したり改ざんするかに心血を注いでいるかが分かります。
患者のための秘密ではなく、医師の過失を知られたくないための秘密である事は、私が言わなくとも、既に殆どの国民が知っている事と思います。
現在まで、社会問題になっているのは、過去の情報についての事後開示の問題です。
内申書についても同様です。
しかし、これからの社会は、事前の情報開示が重要になってくると思います。
今回のイラク問題も、5年も10年も過ぎてから国民に情報が開示されても後の祭りではないでしょうか?
矢張りこれからは政策決定の前に全ての情報を、国民に開示し、国民の意見を求めるべきでしょう。
事前の開示がないために、手術をするかしないかについての自己決定権すら、事実上奪われている実態もこの際明らかにしたいと思います。
上記医療過誤事件に関連する調査では、本人が手術をしたくないと思っても、『もう手術の手配をしてしまったのに今更何を言うんだ?言う病院側の強い態度、不快感を示されて断り切れなくなった事例が多いようです。
自己決定権が保障されるためには、早い段階での、情報開示が必要です。
民主主義の基本である情報公開についても同じです。
飛行場でも本四架橋でも、出来上がってから公開されても、せいぜい過去の失政を糾弾し、将来の参考になるだけで、どちらかと言えばあとの祭りです。
堪え難い騒音が有るとか公害が有ると証明しても、飛行差し止め、工場や原子力発電所の閉鎖は無理で、損害賠償しか求められないのが普通です。
国際情報は、アルジャジーラを除いて英米系が牛耳っていて、そのお陰で却ってアメリカ国民は裸の王様みたいに、本当の情報が閉ざされている被害者になっているかも知れません。
日本の公共工事と同じで、「もうここまで来たからおいそれとは止められない」と言う論理だけで戦争に突っ込んで行くのでしょうか?
私が主張する直接民主主義が機能するためには、情報の公開、それも早期の公開が必要です。




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