03/27/02

月にむら雲 花に風(環境) 

雲一つない満月、これは確かに非の打ち所のない情景ですが、私は、皓々と輝く、お月さまをかすめて、むら雲が、駆け抜けていくのが大好きです。 今は桜の季節ですが、桜についても一陣の風が吹き抜けて、花が雪のように散りしくのを見るのは、なんと表現して良いか、大袈裟ですが、『無上の喜び』とでも言うより外ないように思えます。 私のような感覚は、少数派らしく、『月に群雲や花に風は、不都合な例えに決まっている。』と断定されて終わりそうです。 塵一つない庭や、公園にこだわり、せっかくの花びらを、ひっきりなしに掃き清める人がいますが、美意識というものは、人それぞれですから、少しおおらかな気持ちで、生活を楽しみたいものですね。 最近では車社会ということで、車の存在と相容れない物事は、例外なく排斥される傾向に有るのは、残念な事です。 住宅公団等に植えてあった大きな樹木が、伐採されて駐車場となり、漸く難を逃れた樹木も、枝を張れば、車に葉が落ちると嫌われて、見るも無惨に、枝をもぎ取られているのを見ると、『車と言うのはなんぼのものじゃ』と、木に代わって叫んでやりたくなります。  トラック・重機その他業務用の車は、現代の便利な生活に欠かせないものですが、この人たちは花びらが重機に降って来ても全く騒がず、必ずしも必須でないマイカー所有者が、樹木の伐採に熱心なのは、どうしたことでしょう。 車社会と言う言葉に便乗して、ほんの500メートル先のコンビニに行くのにも、車で行くような事は慎んでほしいものですし、人が桜や、樹木の青葉を楽しんでいるのを、妨害するのは行き過ぎではないでしょうか。 自分個人の便利のために利用する人は、車社会と言う言葉に驕る事なく、排ガスその他で、環境に十分すぎる程負荷をかけている事を自覚し、自己抑制が必要な時代が来ているように思われます。




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