03/16/02
企業人と市民の常識2
この頃トカゲの尻尾切りで終らなくなったのはなぜでしょう? ひとつには市民社会・消費者の成熟です。市民・消費者に直結している分野では、担当者一人の責任に限定した言い訳は通 じなくなって来ました。市民・消費者のブーイングは不買行動に直結出来るからです。この結果 三菱自動車のリコール隠し、雪印の不正は劇的な売り上げ減となりました。また同時期に発生した業際に関する贈収賄事件は、元秘書と言う事で政治家の方は、離党するというダメージを直ぐ受けましたが利益を受けた大手ゼネコンがこの事件でイメージダウンして倒産しそうだと言う話は全く有りません。外務省の不祥事はどうでしょう?国民に直結しない強みで『有ってはならない事』とかのコメントで、澄ましたものです。今回の宗男と真紀子のバトルでは、宗男さんは国民直結の政治家として離党と言う事になりましたが、次官は前回のコラムで書いたように犠牲フライの精神で次の栄転が約束されているような雰囲気です。今回の騒動は、もともと外務省の改革が必要だと言う世論から始まったのではないでしょうか。市民や消費者の声が直接反映出来ない組織や、企業の不正行為を糺すにはトカゲのしっぽ切りを許さない仕組みを考える必要が有るでしょう。
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