02/23/08
火から水へ4(中国の神話伝説・・舜1)南風の詩
ただし、前回末尾の文章は、一般には、舜は、不良すらうまく使いこなしたと言う意味に解されているらしいですが・・・。
私は、素人ですから、飽くまで深読みせずに漢字の字ずらだけの解釈と言うか、独自の想像です。
有能な人材登用は、無能な人材の放逐と表裏の関係と言うことでしょう。
以下は史略ですから簡潔で、わずか最後の1行で片付けられます。
帝舜有虞氏
[帝舜有虞氏][姚]姓。或曰、名[重華]。[瞽?]之子、[??]六世孫也。父惑於後妻、愛少子[象]、常欲殺[舜]。舜尽孝悌之道、烝烝乂不格姦。畊[歴山]民皆譲畔、漁[雷沢]人皆譲居、陶[河浜]器不苦?。所居成聚、二年成邑、三年成都。[尭]聞之聡明、挙於?畝、妻以二女。曰[娥黄][女英]。釐降于[??]。遂相尭摂政。放[驩兜]、流[共工]、?[鯀]、竄[三苗]。
挙才子八元八ィ、命九官、咨十二牧。四海之内、咸戴舜功。
堯までは、抽象的な人格を中心に書かれていて、セイゼイ具体的の事跡は暦を策定したことくらいですが、舜になると九官分掌と刑罰その他具体的な事跡が詳しく語られます。
舜とは、俊敏にも通じ、能吏である面も意味しているのです。
こうして、適材適所・・職務分掌が実行され、理想的な政治が行われるようになると、ここでは、堯の鼓腹撃壌に代って、有名な南風の詩が謳われます。
民心が安定し、初めて文化が興るという意味でしょう。
五弦の琴で南風の詩を歌って天下が治まったというのです。
五弦とあるから昔は五弦が琴の基本だったのかと考えるのが普通ですが、何回も書いているように五行説の影響もあり、必ずしも5が実際の数字であったのかわかりません。
南風之詩
弾五絃之琴、歌[南風之詩]、而天下治。詩曰、「南風之薫兮、可以解吾民之慍兮、南風之時兮、可以阜吾民之財兮。」時[景星]出、[卿雲]興。百工相和而歌曰、「卿雲爛兮、糺縵縵兮、日月光華、旦復旦兮。」
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