02/28/07
キャピタルゲインの時代14(金融のプロ・・教育改革4)
消費者金融の盛況・・被害者の増加が、庶民に対して金利感覚を教育している面があることは確かですが、それにしてもこのような反面教師的な教育に頼っているのでは、将来被害者にならないように身構えさせるのがやっとですから、前向きな教育では有りません。
同じく、せっかく小金を貯めた老人が、各種先物取引や儲け話などの詐欺にひっかかる例があとをたちませんが、これは消費者教育だけで解決できるものではなく、むしろ健全な運用先・・本当の金融プロが不足していることが、原因なのです。
大手の投資信託の運用実績を見てください。
長期的に日経平均が大幅に上がっても、ホンのちょっとしか値上がりせずに、日経平均がちょっとでも下がっていると、大幅損失を出してきたのが過去の実績だと思います。
(今、詳しくデータを見ていませんので、私の個人的・・あるいは職業上の経験と感想によるものです。
こうした結果が続いていると彼等は、素人以下・・・彼らの手数料稼ぎのために売買を繰り返して・赤字にしているだけではないかと思われるほどですから、厭になってしまうのです。
実際には彼等は客を食い物にしているのではなく、真面目に相場が上がったら急いで買い・下がってきたら急いで売ると言う繰り返しで損をしているだけでしょう。
客の立場から考えれば、上がっているときに売って儲け、下がっているときに買っておくと言うのが分かり良いのですが、プロになると上がり始めるともっと上がると思って急いで買い、下がり始めるともっと下がると思って急いで売るので、いつも損しかないのです。
要するに後追い・・人まねしか出来ないで、いつも慌てて忙しがっているのです。
日本では、プロとは、特殊な能力があってなるのではなく、ただ一定の経験をしているだけが取り柄ですから、結局人まね中心になるのです。
こうしたことしか出来ない人材が、日本では「プロ」と言われていることが、嘆かわしいのです。
プロについては、こうした観点から、04/30/03「プロとは?1」以下で批判して連載しました。
少なくとも、日経平均騰落率程度の利益をだしてこそ、プロに任せた甲斐があるのです。
基礎的には、こう言う下手な運用・・結局は人の後追い仕事ばかりするのが、「プロだ」と言う時代が早く終わり、自主的に自信を持って運用出来る人材を育て、他方では、新たな金融手法を開発し、米英のユダヤ系資本にうまくやられてしまわないような創造的人間が、日本に・・しかも早急に必要とされているのです。
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