02/14/07
客が選択出来る社会2
外国では、貧乏人と金持ちの出入りする場所や入り口からして違うことが多いのは、階級意識や差別意識が強いからだと言えない事もないですが、それよりも客に自由に選ばせると言う意識の方が大きいのではないでしょうか?
同じ人でもそのときの都合で高級レストランで食べたいときと、簡単に済ませたいときがあるのです。
ましてや人それぞれ事情があるのですから、バラエティのあるサービス提供が結果的に顧客層の固定化に繋がるとしても、1地域に1律のサービスしかないよりは、客が選べるようにするのが合理的です。
日本では、買い物や食事をすると、これでも自由主義国かな?と思うことが多いほど、どこも彼処も横並びばかりで、どこへ行っても売れ筋と称する傾向の似たものばかりです。
おかげで、変わったもの(たとえば、100人に一人しか好まないもの・・あるいは5年前にはやったもの)を探そうとすると、何軒歩いても同じ傾向のものばかりしかなくて、何十軒歩いても出合えません。
休みの日に家族で食事に出ると、まともなレストランや和食の店は、どこも2時ころから5時ころまで準備中ばかりです。
朝食の都合で、2時〜3時ころに食べたい人も世の中にはいくらもいるだろうに、客の都合などお構いなしに、業界一斉に横並びで休憩しているのです。
一つの地域に一軒ぐらいは、変わった時間帯に商売しても良いだろうと思うのですが、横並びしかやりたくないのが日本の商売人です。
演劇など見おわってから食事しょうとしても、東京のど真ん中でもどこでも9時半ころには、オーダ−ストップで、食べられません。
このために折角おめかししていった貴婦人が、演劇の始まる直前に劇場の入り口でおにぎりやパンなど頬張っている場違いな風景になるのです。
「日本って共産主義の国みたいで、商売人ってほんとにいるの?」と言うのが、日ごろからの私の感じですが、皆さんどう思っているでしょうか?
横並びしかない商人は、本来の商人ではないと言う視点で、これまで、04/30/03「プロとは?1」以下あるいは、04/07/03「素人(消費者)とプロ(業者=商人)の違い 1」などで連載して来ました。
また、これからの国際競争に勝ち抜いて行くには、横並び意識が邪魔をしている面もあるのですが、これは、この後に人件費下落局面での問題点として書きます。
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