02/04/07

人口政策3(奇貨措くべし1)

人口政策とは、ブタや牛のようにただ、ただ何でも良いから子供を増やす・・人口を増やすのが目的ではなく、日本の将来の人口構成がどうあるべきかの議論とその方策を定めることをいうべきです。
私の言う人口政策とは、経済政策同様に、これから残し成長を図るべき分野と切り捨てていくべき分野の選択とその実行を言うのです。
切り捨てて行くべき分野・・削減していくべき分野とは何かと言えば、企業で言うところの不採算部門の切捨てですし、人間で言えば・・・品質の良い子供を育てる・・できるだけ最底辺層の再生産をしないと言う政策しかないでしょう。
本来、政策とはそういう選択と集中を決定することを言うもので、真の解決策から目をそむけてただ子供を生めようと増やせよと問題を誤魔化すことでは有りません。
都市計画についても何回も書いていますが、中心部も再開発する、埋立地も拡大すると言うばら撒きではやっていけないのです。
どちらかの切捨てしかないのが、安定成長時代です。
そうしたしっかりした方向制に基づき、人口政策をやっていけば、数十年の経過で、企業規模も、人口規模も落ち着くべきところに落ち着き、人口動向も現状維持になって行くのではないでしょうか?
その間に、これまでの長年の蓄積を生かして、何とかやり繰りして行くしかないのが、これからの社会でしょう。
長年の蓄積を、前回まで書いた前向き施策のためのプロジェクトに振り向けるべきで、単に痛みの緩和措置・生活保護児童手当てなど後ろ向き投資だけに使うべきでは有りません。
日本の蓄積した資金を海外投資に、事実上誘導していますが、後ろ向き投資しかしない政府の方策が海外投資に仕向けているのです。
国内で将来性のある人材育成プロジェクトガ動き出せば、そのプロジェクトに投資しようとする投資家が増えるでしょう。
今のような児童手当の増額などの方策を続ければ、海外に通じない無能な人材の比率が上がり、日本の将来は、ジリ貧どころか、急激な水準の低下が待っているでしょう。
こんな見込みのない政策ばかりしていると、国民・・投資家も嫌になってしまいます。
こうして、折角長年かけて蓄積した資金が海外に流出しているのです。
昔から「奇貨措くべし」と言う有名な熟語にあるように、人は前途有為の人材に対し投資することを厭うものでは有りません。



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