02/04/07
生活水準の国際的平準化4と人口政策2
ここ10年ばかりの日本政府の施策は、不良製品の増加に努めているばかりで、優良製品をどうやって再生産していくかと言う視点が有りません。
優秀な人材あるいは、ホワイトカラー層の次世代で、出産出来ない状態が続いているのですから、この問題の解決こそが求められているのです。
フリーターやニートになっているのは、その仲間での敗北者ですから、
「そんな敗者は放っておけば良いじゃあないか」
と言うのかもしれません。
しかし、国全体で見ればワンランク下げれば、まだまだエリートなのですから、勿体無い話です。
有名学者や映画監督、有名がかや詩人等々その道の立派な人がいますが、その子供が、親ほど行かないのが普通です。
大相撲の若貴兄弟などは、例外中の例外でしょう。
そうした場合、次世代では、親のレベルとの兼ね合いで一流学者の息子などが普通の中堅サラリーマンへの転出をし損ねて、半端な人生を送っていることが多いのです。
そこまで偉くなくとも親が大手の重役クラスにまで行ったけれども、子供が大手に就職し損ねているなど、いろんな分野で、ワンランク下に乗り換えできなくてニートになっている人がごろごろいます。
昨年あたり相談に来ていた親子では、お父さんが、デパートに勤めていて(並のサラリ−マンです)今は年金暮らしですが、子供はそうしたちゃんとした?企業に勤められなくて、生活に困っていると言うはなしでした。
このような形で、ちゃんとした大工さんの子供はちゃんとした大工になり損ね、普通のサラリーマンの子供は普通のサラリーマンになり損ね、順次日本全体で、若者の苦しみが蔓延しているのです。
それぞれを敗者と言って、片付けてしまえが簡単でしょうが、そうではなくて、人口の大半がこのワンランク下に行かざるを得ないこれからの日本の社会で、どのように若者を軟着陸させて行くかの方策を立て、これを実行して行くことが重要です。
少子化対策に必要な施策は、これからダウンサイジング・・人口減に備えて、どのような日本人が増えて欲しいのかの指針の確定とその方向への誘導政策でしょう。
人口政策と言えば、子供を増やすことと心得て児童手当をいくらにするかとか、保育所の増設と言う政策ばかり提案されていますが、こう言うのは「人口政策」とは言わないでしょう。
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