02/03/07

生活水準の国際的平準化3と人口政策の必要性1

こう言う時代・・社会状況では、非婚化・少子化が急速に進んでくるのは、むしろ健全な自己防衛と言うべきでしょう。
児童手当てを何千円か増額してくれても、フリーターのままでは子供を生む気になれないは当然です。
実際、最近相談にきた夫婦ですが、どう工夫しても現在の借金を払えそうもないのですが、未成年時代に既に出産していて更に二人目の子を妊娠中でした。
こう言う先行きの展望が何もなくとも、どんどん出産をしている人も結構いますが、児童手当の拡充ばかりでこう言う人ばかりが、次世代を増やすのでは、日本の将来は厳しいですよ!
低所得層・・・・一般的には各種判断能力に欠けたグル−プばかりが、出産する傾向のある日本の現状については、これまで少子化対策に対する批判などで、05/04/05「少子化と民度・学力低下4」外各所に書いて来ました。
高度成長期以降、人口が増えすぎていた・・・企業で言えば、設備投資のし過ぎ、拡張し過ぎていたのが、国家の障壁で守られていたのです。
これが、経済のグローバル化の結果、諸外国でも似たようなものが作れるようになってくると、世界の工場としての役割が終わります。
その結果、身の丈にあったように縮小する時期が来たのです。
個人としては貯蓄のない底辺労働者が多いので、この激変に対応するのは大変でしょうが、国単位では、経済大国になってから長いので、巨額の蓄積があるのですから、ある所からない所にまわすことが出来るのです。
日本が世界第2位の経済大国になってから、ほぼ40年経過していて、その間に蓄積した貿易黒字は膨大なものです。
要するに、こうしたときのために長年貿易黒字を蓄積してきたのですから、うろたえず、50年先の日本の人口構成としてどうあるべきかの議論を尽くし、その方向へ向けて、長期ビジョンで資源配分していくことが、本来の少子化対策ではないでしょうか?
現在の少子化対策と称するものは、本来は不景気で淘汰されなければならないはずの不良企業を可哀想だと言って、緊急融資しているようなものです。
不景気が不良企業淘汰の絶好の機会であるのと同様に、個人個人も国際化・外の風にまともに当たるようになったことは、温室のぬるま湯になれた日本人を筋肉質に鍛え治す絶好の機会なのです。
折角の機会に、緊急融資のようなことばかりしていて、筋肉質に鍛えなおすチャンスの目を摘むのは愚策です。



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