02/01/07

世界平和44(資源の国際管理8)資源ナショナリスト

このように、地下資源を土地所有者が勝手に採掘出来ない・・・国家に保留している法原則は、わが国だけではなく、世界中共通の法則です。
この法思想は、地下資源は私物ではなく、公共利用すべきのものであると言う考えから出来た原理でしょう。
私の地下資源国際管理の考えは、一見突飛なようですが、資源はもともと公共のものと言う思想があって・・公=民族国家ではなく、公=国際機関にしようとするだけですから、考え方としては50歩100歩の違いでしかない筈です。
同じく道路も、昔は関所を設けて、その土地土地の領主が、通行税を取っていましたが、織田信長以来こうした通行税は撤廃されて、国内に限り、自由通行が原則です。
植民地主義〜帝国主義時代に、よそから来た支配者が、勝手に資源を持ち出すのを防ぐために、民族主義と、ペアで発達してきた地下資源=国家主権の象徴みたいな思想は、過渡的には意味があったでしょう。
これからは、強い他人が来て取り上げるからと言うのではなく、国際管理にするから国際機関に返上すると言う方向ではどうでしょうか?
自分の家の前の道路に誰かが車を置いていると、遠くから来た強そうな人が駐車料金を巻き上げているのを見れば、
      「自分の家の前の駐車違反は俺が取る」
と言う思想から発達したのが、資源民族主義の始まりでしょう。
しかし、こんな実力支配をやめて、駐車違反の管理を国や警察に任せようと言う時代になれば、自分の家の前に違法駐車されても、自分に罰金の半分を寄越せと言えなくとも、みんなが納得出来るのです。
帝国主義時代が終焉した後の世界秩序が、どうあるべきかが問われている時代なのです。
警察制度が完備した後にも、あくまで、
       「俺の家の前に車を止めたら、俺が落とし前を取りたい」
と言うのは、今ではやくざぐらいでしょう。
未だに資源ナショナリズムにこだわる・・・愛国心の強そうな人は、法治国家に馴染み難い・アウトロー的タイプの人の多いのではないでしょうか?



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