02/07/06
現在の問題は、雅子様などが男子を産まないことから問題になったとみるべきではなく、男系に限定し、養子を禁じた現行皇室典範の無茶が、現実化して来たに過ぎません。
もしかしたら、皇室典範を作ったころには、(旧典範も同様でしたから、明治政府も同じ思想でしょう)周辺の宮家を廃止したりしていますが、勘ぐれば、日本も将来的には共和国への移行を想定して(今流行の言葉で言えば、視野に入れていた)いたのかも知れません。
明治でさえそうですから、敗戦直後の憲法制定ころには、天皇制は何とか残したものの、そのうちなくなってしまうだろうと言う悲観的な見方も多かったでしょう。
どうせ次第に国民の支持がなくなっていくならば、革命騒ぎよりも自然消滅が一番良いと言う考えの人がいたとしても不思議では有りません。
徳川時代の例を見れば、もしも男系で養子禁止にしていれば、早ければ数代で断絶しているのですから、このような厳格な皇室典範を強行すれば、長い間には皇室の子孫が断絶して、自然消滅する事態を予想していたと見るのが自然でしょう。
幸いと言うか、意外にも日本では、左翼革命も皇室廃止論が起きず、今の所は、むしろ半永久的な存続論がほとんどでしょうから、そうなると男系に限定し、養子を禁止する無理が出て来たのです。
現在の問題は、皇室存続論者が、法制定当時の予想を大きく上回っているために社会問題になっているに過ぎないと言えるでしょう。
こういうことが問題になるのは、皇室にとって平和で大変おめでたいことでは有りませんか!
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