02/01/06

親子関係不存在確認の訴え2(民法158)

何万年も、誰の子であろうとも兎も角出産を要請され(「うまず女は去れ」の思想的基礎でした)、女性自身も子を産み育てるのが神聖な本能であるかのように思い込まされて来たのです。
いまでも、皇室には、こうした亡霊が生き残っていて、しかも男子を産めというのですから厄介です。
「子を産む性」と言う刷り込みは、人類始って以来の長い歴史がありますので、相続目的(繰り返しますが、老後保障及び残された家族の生活保障など多義的な福祉制度でした)での出産圧力・必要性が戦後突如として消滅してしまったからと言って、女性の「子を産みたい願望」がいきなり消滅するわけでは有りません。
素直に洗脳された女性ほど、簡単には割り切れないでしょう。
出産圧力或いは願望が重荷であった女性は、さっさと子にこだわらない生活に転進していき、あるいは独身のままと言う生活に変わって行きます。
(これが近年の出生率低下の原因でしょうから、これまで何回も書いていますが補助金や保育所の数で解決する問題では有りません)
マインドコントロールから抜け出せない女性グループは、どうすればいいのでしょうか?
家産承継・相続の必要性がなくなった以上は、女性は他所へ行ってまで、子供を産んで来る正当性がなくなったのですが、それでも子供を産みたい女性は必死に夫の不妊治療に協力する時代になってきたのです。
こういう時代になってくると、婚姻中の妻が他の男性との間で生んだ子は、夫にとって何ら必要性のない子ですから文字とおり不貞による出産になってきます。
他方で、夫が家庭外で子をもうけた場合(庶子)の扱いも厳しくなってくるのでしょう。
昔は、庶子でも、正妻が引き取って、(奪い取って)自分の子として育てる権利があったのです。
女性だからと言って、いつも自分で育てられるのではなく、あくまで家産・・時代によって家録継承者を生み育てるところに意味があったことが分かるでしょう。
家産のない時代になってくると、継ぐべき家産がないし、老人の面倒を見る必要もないのですから、事実に反した戸籍上の親子関係を何のために事実上強制するのかと言うことになってきます。



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