02/28/05

ストーカー 3(弱者の自己抑制)

弱者に対しては、常に配慮し、比較有利に扱わねばなりませんが、それと彼らが常に健全な道徳観を持って実践しているのかは、別問題です。
弱者は悪いことをしたくとも出来なかっただけですから、お金がなくて酒やタバコを適当なところで切り上げていただけの庶民が、高度成長で飲みたいだけ飲めるようになると飲みすぎ食べすぎ(肥満)る人が出てくるのです。
彼らがいきなり権力をもつと、恐ろしいことになります。
何千年に亘って、弱者は配慮してもらい要求することばかりしか経験がないので、「自己抑制の訓練がない」ところが問題です。
帝王学の要諦は、自己抑制の原理です。
女性の開放(男女同権)が進むに連れて、男性の喫煙率が下がっているのに女性の喫煙率やアル中率が上昇傾向にあるのも参考になるでしょう。
今では、不良少女や女性のパチンコ常習者が一杯いますよ。
児童虐待も圧倒的に女性が多いのですが(女性が育てているから当たり前です)、女性が中心ですから子育て環境が良くない方にしか目が行かず、かわいそうに・・・となるだけです。
核家族化で閉鎖した空間での子育てが大変なのは勿論ですから、グループ化などの工夫がいるのは当然ですし、追い詰められている女性がかわいそうなのも当然です。
それはそれとして、ここで言いたいのは女性にも一定率で粗暴性のある人がいると思うのですが、そういう女性が、環境次第で暴力的加害者になる時代が、ずっと前から来ているのに社会が気づいていないだけだと言うことです。
或いは、私みたいな主張はタブーになっているのかもしれません。
昔は「犯罪の陰に女あり」でしたが、今は女性が犯罪の正面に出てくる事件が多いのもその例証でしょう。
(夫や子供を次々殺しては保険金を詐取していた事件や、和歌山の毒カレー事件など枚挙にイトマがないところです。)
はずれ者は、男女同率近くいる筈なのですが、明治以降女性の地位の低下が女性に忍従を強いてきたために「女性であればいつも被害者」「いつも真面目」と言う原則が出来上がりました。
しかし、戦後の女性解放につれて、女性も本性を現しやすくなっているのですから、(この連載でも、女性の性意識の変化を折に触れて書いています)この「原則」はいまや「建前」に変わっているのです。



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