01/28/08

還暦1(15干18支の提案)

01/07/08「天文の発達3と形而上学の発展(10干12支の誕生)1」で書き始めた10進法と12進法を利用した10干12支の循環思想に戻します。

前回まで書いてきたように10干12支は、出来た当時には1年以内の時間の経過としてはある程度意味がありましたが、(それも今では、農業中心社会ではなくなっていることと、農業自体も変ってきましたので、実態に合わなくなっています)年の経過を示す単位としては、12年と10年の組み合わせは、合理的思考からすれば何らの価値もない考え方と言うべきでしょう。

しかし、戦後のベビームーマーがちょうど還暦を迎えるようになったことと、最近の定年がちょうど60歳に設定されていることから、還暦が何となく意味を持ってきた感じですので、今回はこれに従って考えて見ましょう。

還暦とは、言うならば、人は、60年生きれば充分・・あとは余生・・おまけという考え方ですが、循環思想ですから、考えようによれば還暦後も、もう1周あるとも言えます。

2000年以上続いた60年周期の人生観が大きく狂って来たのが、ここ20〜30年ばかりの長寿化状況です。

ただし、この60年周期が妥当していたのは庶民だけであって、昔から、エリートは70前後まで元気だったことは、伊能忠敬やプラトンなどの例を引いて、01/01/03「お正月を迎えて」のコラムで紹介したとおりです。

そうは言っても、2周するのは古来稀れどころか、今のところ不可能でしょうが、ゴール後にまだ半周前後生きられる人が一杯いる時代です。

「人生70古来稀」なりなどと言ってられないほど、殆どの人がクリアーする年齢です。

そうすると現在流還暦思想を活かす・・こだわるならば、90年を還暦とする新たな年齢計算方法の創出が必要な時代と言えるでしょう。

私が過ごした子供期から少年期の大人と現在の年齢相応の知恵や体力・・総合的成熟度を基準にすると、ほぼ0,7掛けが相当といわれています。

こうした考えが一般化したのは、昭和から平成になる前後からですから、今では7掛けでは収まらないかもしれませんが、90歳前後の7掛けが大体60歳になる勘定です。

おおむね昔の1、5倍生きるとすれば、10干12支も1,5倍膨らませたらどうでしょうか?

15干18支というわけです。

この最小公倍数は、90ですから、90歳になると新たな還暦になるし、70の1、5倍にすると105歳ですから、これから長寿化がもっと進んでも、あと20年くらいは[古来稀なり]と言って、祝福しても似合うでしょう。

 



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