01/10/08

7サイクルの価値2(労働の勧めとレジャーの勧め)

年末年始に書いたように、農耕社会の行事は退屈しのぎ・・メリハリのためにあるのですから、日本の神社やお寺の定例の祭例行事は1の日とか五の日とかの切れ目のいい日が多いのです。

ところで、元々7の数字が気になるようになったきっかけは、もしかしたら、そのころ知られていた惑星の数(天海冥はまだ知られていなかった?)だっただけではないかと思っています。

最初は日月の観察がすべてを知る根拠であると考えられ、そのうちもっと詳しく知るには周辺の星の観察の重要性も認識されます。

その結果ひときわ大きく輝く惑星が5個認識されたでしょうから、これに日月を足して7個の循環を基準に物事を考えるようになっただけではないでしょうか?

ちなみに現在の七曜表の曜とは光り輝く星と言う意味です。

現在の宇宙何とか学では、多数の星も重要な役割りを果たしますが、日常生活のおおまかな時間に関しては今でもあまり意味がないという意味です。

中国では、日月を除いた惑星五個を基準に五行説が考え出され、アジアの後世に大きな影響を及ぼしますが、これもほぼ同時期のような気がします。

7サイクルは、何か意味があると誤解して一時的に重視されたものでしょうが、数の基本としては意味がないことがすぐに分かった筈ですが、そのころから西洋では過酷な奴隷制度が発達していましたので、7サイクルは、労働に対する一定周期の休息の必要性・・安息日として利用価値があったので生き残ったと言えるでしょう。

数を数える基本としては、ちっとも役に立っていない7の数字が、現在世界中の行動基準になっているのは、世界中が筒袖・パッチを着た人・・・働き蜂が中心の時代になったからです。

江戸時代末に西洋人を見聞した結果、あちらでは大統領までが、下人・・労働者同様の筒袖パッチを着て動き回っているのを見て驚いた記述が有名ですが、そのころまでは上流階級が汗水たらして働く社会ではなかったのですが、そのころから、貴賎を問わず労働が尊ばれる時代になっていたのです。

工場労働が普及すると労働者の休憩時間や休みの設定が必須になってきます。

これは人権思想や労働運動の成果ではなく、使用者にとって、どのくらいの持続労働が一番効率が良いか機会の効率を図るのと同じで、必要だから生まれてくるものです。

06/15/04「休日法から自己実現法へ2(労働法の歴史2)・・緩やかな社会(ゆとり6)

」で、稲作社会から近代工業社会へ移行した以上は、盆と正月だけの休みではどうにもならなくなってきた事を紹介しました。

西洋では清教徒革命で、勤労が美徳に変ったことを紹介しましたが、今や世界中が侵食を惜しんで働くことが格好いい・・・賞揚される時代ですから、その裏として、休息・・レジャーの必要性も、強調されるようになったのです。

「よく遊び、よく学ぶ」と言う標語の代わりに大人に対しては、「よく働きよく遊ぶ」ことが最も格好いい生き方としてマスコミが報道してやまない時代です。

 

 



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