01/09/08

天文の発達4と形而上学の発展5(12進法の残照2)

過去の1時期合理的だった事柄に何時までもこだわる非合理的な感情を笑う資格は、今の我々にもありません。

住居表示で言えば、郵便番号同様の細分化した数字ですべて間に合うし、大量処理には簡明に決まっていますが、識別番号だけでは、味気ないし、なじみ難いので個性的な地名をなくすのに反対する人が多いのです。

実用的にも機械やメモに頼れば別ですが、数字の羅列だけの番号制になると記憶に頼る訪問などは出来ないでしょう。

これから携帯・・カーナビ機能が普及すれば、番号検索の方が何ぼか個人的にも簡単になるし、目的地にたどり着きやすいでしょうが、機械を使うときは自分も機械人間になったつもりで、機械のないときはやはり個性的な地名がほしいのが人情で、なかなか割り切れない・・番号と固有名詞の併用が必要なのも人間と言うものです。

人の識別も同じで、識別番号あるいは指紋番号、虹彩識別番号などにすれば簡明ですが、それ以外の識別機能を喪失する時代になれば、出会った人が自分の妻かどうかは、一々携帯か何かをかざして、番号チェックしないと分からないと言う時代が来るかもしれません。

ま、私のようなへ理屈ばかりを言う人が多いのが現実ですから、番号以外に平行的な識別機能を残すべきだと言う意見・・抵抗勢力が強くって、あと千年単位掛かっても数字ばかりの世の中にはならないでしょう。

と言うよりは、そういう時代には人間かロボットか区別のつかない時代でしょうから、そうならない将来を祈るばかりです。

そうは言うものの、新しい都市・・札幌などは大分前から、東10何条10何丁目という馬鹿に数字ばかりが幅を利かす都市が出現しているのも現実ですから、役人に任せとくと数字ばかりの時代が来るオソレは笑い事ではありません。

不動産登記法では昨年から改正されて、権利証形式が無くなって識別番号制に変ったことを04/04/07「不動産登記法7(権利証から登記識別情報へ)」で紹介しました。住基ネットワークも、その基本システムは、は、住民の識別番号による管理を目指したものです。

あと何百年かすれば、人間も記号化された識別番号で表示しても気にならない時代が来るのかも知れませんが、今のところ自分や子供の名前に意味を持たせたいのが人情でしょう。

宇宙物理学の発達した現在でも1時間が60分、一分が60秒としているなど、12進法と5進法(10進法)の組み合わせは、随所に健在なのを見れば分かリますが、人類はなかなか合理性ばかりには進まないのです。

最先端科学でさえそうですから、日常生活ではあまり細かいことには関係がないので12周期・12進法が今でもあちこちに残っているのですが、元はといえばお月様が年約12回だったと言うだけのことから始まったに過ぎません。

 

 



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