01/30/07

世界平和40(資源の国際管理4)

話がまた第二次世界大戦の原因にそれてしまいましたが、若い人にとっては、第2次世界大戦は60年以上も前のことですから、過去の歴史と言う感じでしょう。
私だって、日露戦争は映画で見て知っているくらいですから、その気持ちは分かります。
しかし、自宅を焼かれ逃げ惑った身にとっては、(私は幼児でしたから、後に聞いた間接体験です)単なる歴史ではなく、死ぬまで、何かと言うと引き合いに出したい強烈な事件なのです。
折に触れて、アメリカ軍による焼夷弾爆撃の非人道性について、書きたくなるのはしかたがないでしょう。
何十人殺したかどうかと言う南京虐殺などとは、比較にならない何十万単位の庶民が焼け死んでいるのです。
南京虐殺やアメリカ軍によるベトナムでのソンミ村の虐殺などは、ゲリラ戦で、御互い疑心暗鬼になっている特殊心理状態下の事件ですから、ある程度理解できますが、空中からの何の抵抗も出来ない一般市民を焼き殺す作戦などは、何の言い訳にもならないでしょう。
私が物心ついたときは、敗戦後で、侵攻された直後のイラク同様にアメリカの軍政下で、何かと言うと4等国になったのだから仕方ないと言う嘆き節の時代でした。
サンフランシスコの講和会議は、1951(昭和26)年9月4〜8日で、これでやっと日本は主権を回復出来たのです。
今回のアメリカ軍のイラク侵攻による終結宣言=2003・5・1からイラクの新政府政府発足が、2006年・平成18年5月20日ですから、終戦後約2年間でしたから、日本に対する6年間にわたる占領統治が如何に長かったかということです。
中国の戦争被害の意見について、「60年も前のことを言うな」と言う人もいますが、寿命が長くなったので、この程度の期間ですと、直接体験者が目の前にごろごろといるのです。
人の意見は、その置かれた境遇に強く影響を受けるものだと言う反面教師として御付き合いください。
資源争奪に戻しますと、資源に対しても、普通の財物・・自動車やテレビのように誰でも好きなときに、公正な価格で買えるならば、資源を求める戦争までおこらないでしょう。
貿易自由化のように、誰でも自由に資源採掘できるルールが出来れば、ルール違反に対する取締りだけすればいいのであって、戦争する必要がないのです。
今回のシリーズに於ける私の着想は、世界平和を維持するために地下資源の私的(国家)管理から国際管理への移行が出来ないかの議論です。
近現代以降、資源獲得戦争が起きて来たのは、地下資源は、その土地の支配者が自由に採掘料・・租税を設定でき、その採掘に参加出来る事業者もその国で自由に選定できると言う天賦の権利のように思われている思想が原因だと思うのです。



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