01/27/07

世界平和35(資源獲得戦争10)軍縮の意義2?

戦闘機や潜水艦の数がゼロの時代にも、戦争はあったのですから、兵器の数合わせをしてどうするつもりかな?と言う疑問です。
軍備の多寡によって、戦争が起きたり起きなかったりしたのでは、有りません。
平和が続いた結果、軍備が縮小していったり刀槍が錆びてしまったり、鎧にカビが生えたりしたことはあるでしょうが、その逆はないのです。
軍縮に熱意を見出している人たちは、原因と結果を思い違いしているのではないでしょうか。
平和を求めるならば、役人の好きな
       「ともかく何か仕事をしてます。」
みたいなことは止めて、100年かかっても200年かかっても、戦争原因の除去の工夫から一歩づつでも進めるべきでしょう。
    「千里の道も一歩から」
というではありませんか?
ペルシャ、ローマの昔から、これまでの大きな戦争は、殆どが商圏獲得競争のために、戦争が発生したものです。
第二次世界大戦も、経済的にはブロック経済化の進展が、新興工業国・すなわち貿易参入国の日本やドイツの首をしめたことが、その端緒・・原因でした。
そこで、この反省から戦後いち早く自由貿易の重要性が唱えられ、ガットが結成され、さらにはこれがWTOに発展して来たことを、01/20/07「世界平和24(国民総力戦3)自由貿易体制(ガットからWTOへ)」で紹介しました。
近年では、旧共産圏も自由貿易に参加し、WTOのみならず自由貿易協定も推進され、いよいよ経済がグロ−バル化されてきました。
このように、排他的商圏形成(戦前のブロック経済化)ができなくなってきたので、商圏獲得をめぐる戦争は、これから少なくなっていくことが期待されるでしょう。
ところが、こうした原因の戦争はいわば古典的(ペルシャ〜ローマ以来の)原因の戦争に過ぎないであって、これだけの解決では近代の戦争を防止出来ないのです。
現代でも、戦争の端緒は貿易戦争でしょうが、実際には、第2次世界大戦での日本軍の南進作戦開始は、インドネシアの石油や、マレー半島の地下資源が目的だったことからも分かるように、その真の背景には、資源獲得の思惑があるのです。
戦時中の有名な標語に「石油の一滴は血の一滴」と言う言葉がありました。
現在のアメリカによるイラク侵攻も、いろんな名目を言いますが、実際はイラクの石油利権に関心があって始めたと言われているのです。



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