01/04/07

戦争の非合理的契機2(十字軍の本質2)掠奪戦争2

西洋の近代は、経済・文化の優勢に始まるのではなく、北欧のバイキング・海賊や強盗行為・・単なる粗暴性から始まっているのが、特徴と言えるでしょう。
もともとゲルマン民族のローマ攻撃でもそうですが、ゲルマンとはそういうものかもしれません。
この点は、モンゴルが文化的に優っていたわけでないのに、漢民族を征服してしまったことにも通じるところです。
イギリスがスペインの無敵艦隊に勝ったのも、当時イギリスの方がスペインに対して経済や文化が進んでいたからでは有りませんでした。
海賊行為に馴れていたから、勝っただけです。
海賊行為や強盗など馬力に任せて暴れているうちに、産業革命に結びついたので、現在運良く世界の覇者になっているにすぎません。
中国は何時だったか?「世界に覇を唱えず」と宣言したことがありましたが、西洋の世界支配は、出自が出自ですから、王道ではなく覇道でしかないことを踏まえた発言だったのでしょう。
この後で書きますが、西洋でも日本でも、農業社会が安定すると域内の戦争は、権益の奪い合い、ヘゲモニー争いでしかなくなるのです。
要するに正義の争いでなく、パイの奪い合い・強盗的戦争が日常化してき、西洋では身代金目的の戦争や賠償金目的の戦争が常態化してくるのです。
賠償金目的の戦争についてはこの後に書く予定です。
こうした奪うこと・・ギャング的戦争に慣れてくると、そのイキオイが域内を越えて域外にまで暴発しやすいのです。
西洋のならず者のエネルギー発散方法であったバイキングや十字軍がその結果です。
同様に、日本の倭寇に始まり朝鮮出兵にいたるエネルギーも、国内のヘゲモニー争いの延長精神でイキオイあまって?外国にまで何ら必然性のない侵略をしたのですから、似たようなものだったのでしょうか?
このときは、外にもエネルギーがあまっていたので、山田長政のように傭兵隊長として東南アジアに進出していたことも知られているとおりです。
日本は、その後おとなしくなってしまったので、産業革命には結びつきませんでした。
今や日本は敗戦国ですから、朝鮮には今でも非難されていますが、アラブ諸国はまだ米英に実質支配されているので、十字軍に対する非難を正面から出来ないだけです。



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