01/01/07

元旦3(猪突猛進3)

イノシシは、首が回らない・体が柔軟でないから、突進しかないのだとも言いますが、その前提として太りすぎが原因とも言えるでしょう。
太って体重があるから、押し相撲・・正面衝突が得意・・・それしかなくなってくるのです。
イノシシやブタは、食べすぎかと言うと、そうでもなく、何を食べても太りやすい体質・・身体の適性があるので、食用の家畜・・豚として人間に利用されているのです。
自然界では、食料・・エネルギーの獲得がそのすべてみたいな世界ですから、(エンゲル係数100%の世界でしょう)本来、何を食べても栄養になると言うのは、動物界では恵まれた才能です。
何を食べても太らないタイプの私には、羨ましいような機能の持ち主ですが、その高機能性が却って、小回りの利き難さに繋がっているのですから、皮肉なものです。
狭い日本では、イノシシは熊に次いで大きな動物ですから、(しかも本州にはヒグマはいないのです)押し相撲・・横綱相撲だけでやっていけました。
世界に出るともっと獰猛で、複雑な行動をする動物がいくらもいますから、正面突破か逃げるだけを武器にしていたのではやっていけません。
当然の独ソ不可侵条約に驚いて欧州情勢は複雑怪奇と言って、政権を投げ出した戦前の総理もいましたが、戦後米中の和解も突然に行なわれました。
このときは何分前にアメリカから通告があったかなかったかなど、瑣末なことが議論の対象になっていました。
このときは、日本は独自に日中友好協会の太いパイプを持っていましたので、事なきを得ましたが、北朝鮮とアメリカがいきなり秘密裏に和解するリスクもないわけでも有りません。
日米枢軸のつもりが、拉致疑惑問題解決までは、北朝鮮の国際社会復帰に絶対反対の日本をどうするかについて、米朝間で秘密に相談しているのでは、サマになりません。
その結果、米朝共同声明発表の3分や5分前に、内容を通告されても意味がないでしょう。
世界政治は、いつも複雑なのです。
単線思考法で、「これがなきゃ絶対にだめ」などと自分の行動基準を予め相手に教えるのは愚策です。
今は、世界中に雄飛し、世界中を相手にしなければやっていけない時代ですから、今年はイノシシ年だからと言って、イノシシ武者にならないように、政治家、学者その他各界は頑張って欲しいと思います。



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