01/04/06

健康診断効能 2(延命効果治療法改善

勿論医学の進歩によって、再発や、転移の時間経過を遅らせられるようにはなっていますので、いまのところ、ガン検診によって、延命効果だけがはっきりしていることなります。
それでも今まで6ヶ月だったのが1年に、1年だったのが2年にと順次延ばしていければ、この延長で、最後は無限大に延ばす・・治癒に至る夢がありますので無駄な努力ではありません。
今は5年生存者が多くなったと言われますが、前記のようにもともと治る種類(胃がんか肝癌かの区別ではなく、同じ胃がんでも違いがあるそうですが区別・原因不明というのです)のガンかどうかの区別が分らないので、真相は闇の中です。
延命効果が仮にあるとしても、国民によっては、ガンと知らずに元気に働いていて気が付いたら、手遅れで、手術も出来ないと言われ、数日で死亡する場合と、検診の結果どこも痛くもないのに1年前からガンと分かって、それから直ぐ入院して5回も6回も手術手術で明け暮れて、1年半後に死亡するのとどちらが幸せかという問題があります。
(半年の延命効果の場合ですが、これが1年でも2年でも・・)
以前04/07/02 「医学の進歩(?)と生命保険」のコラムで紹介しましたが、治療期間が4〜5年にわたり、働くに働けず、生活苦のために折角かけていた生命保険も払いきれずに解約になってしまった例を紹介しました。
ただし、延命は悪いことだけではありません。
今では、ガンでもむやみに大手術(開腹)しないで、一寸した穴を開けるだけで、内視鏡によって悪い所に命中する治療方法が発達してきましたので、体力の消耗も少なく早期発見の弊害はそれ程ではなくなりました。
つい昨秋近所の80歳過ぎの高齢の方が、一週間の入院で、肝癌の手術をしてきたと元気に話していて、最近は近所の人たちと一緒に夜回りにも参加しているようです。
この方向での進歩は、早期発見によるがん治療に夢を与えるものでしょう。
それにしても公的機関による無差別の胃がん検診は有効でしょうか?
ガンの発生部位は無限にあるのですから、これからは御役所任せではなく、検診するならば、自
分で標的を定めて検査を受けないと意味がないと言う認識が一般化するでしょう。
そのためには、国民の多くが、病変の予兆を自覚できるような各種ガンの予兆に関する研究の発
達が必須です。
これがないまま、今のところ、「ガンというのは体のあらゆる所に生ずるものだ」という知識だけ普及
したのでは、国民は不安に駆られるだけで、どうしてよいか分らないのが実状です。
ままよ!神任せで今年も行くか!
と言うところで、初詣に行くことになるのでしょうか?



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