01/03/06
初詣の盛行と将来性3(大人の場合・・正月の娯楽の多様化)森の復活
何しろそのころの大人は、正月元旦だけお休みで、2日には、勤務先の親方の家に出向いて一日
中酒盛りするのが普通でした。
(当時は中小企業が殆どでした)
大手企業、例えば銀行員でも、世間大多数が個人企業時代の風潮を引きずっていましたから、2
日目以降には、上司のところへ順次年始の挨拶に出向くのが普通でしたから、(年末もギリギリま
で働いていましたから)大人はおしなべて忙しかったのです。
これが昭和40年ころからわずらわしい風俗と言うことになって、医者などは正月にはホテルに逃げるのが流行るようになりました。
次第に、年始のあいさつ回りがすたれていったのと、年末年始の休暇が次第に長くなっていったので、正月の休みに旅行する人も増えましたが、みんながみんな旅行するわけではありません。
旅行しないで家にいる人の方が当然多い訳で、手軽な気晴らしが必要になってきます。
ところが、正月には、デパートや遊園地がみんな休むので、長い御正月休みの気晴らしに出ける場所として大人のための初詣が定着していったものでしょう。
初詣客では、大人気の明治神宮その他の有名スポットでは、信心深い高齢者よりも若年者のカッ
プルの方が多いのは、その状況を表しています。
この10年ばかり、ディズニーに始って元旦も営業する業種が増えて来ていますので、正月の定番
スポットの地位が徐々に入れ替わっていくのではないかというのが、私の予想です。
そうは言っても、私のように身近で小さな神社におまいりする人も徐々に増えているようですから、
何がしかの信仰心と結びついているのは、否定できないでしょう。
これをどうやって繋いでいけるかと言う所ですが、小さな神社では、さしあたり少しお金をかけても
周辺の買収を進めていって、こんもりした森の空間を演出することが必須でしょう。
浅草の仲見世などの形式は本来邪道というべきで、こんもりした樹木に囲まれた参道の整備とそ
の木立の奥にお洒落なレストランやカフェが点在していればいいですね。
団体用の大部屋ばかりでは、厭になってしまいます。
いつも言うことですが、日本の神道或いは仏教でも、日本では森の存在こそが命だからです。
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