01/03/04
登渡(とわたり)神社(初詣2)
毎年初詣をしているこの神社は、昔は海岸からほんのちょっと上がったところに、鳥居があったらしいのですが、(稲毛の浅間神社と同じです)、海岸線の埋め立てにより、今は、国道14号線(これが昔の海岸線です)から少し坂を上がったところに鳥居があるのです。
千葉の海岸線の埋め立ては、「千葉の歴史1」平成15年12月1日のコラムで紹介しました。
ここ何年かは、不景気とは関係なしに、国道14号線の海側(埋立地)に次々と大型マンションが出来つつあります。
1時は12〜16階が多かったのですが、このころは20階以上の大型マンションが流行のようです
この地域は、JR京葉線(デズニーランドのある舞浜駅を通る線です)の千葉港駅から歩いて6〜7分、またはJR千葉駅から徒歩10分前後のエリヤで、広い道路が通っているのと埋立地の特性で、区画が大きいので、今の時代にあっているのでしょう。
私が住むのは、昔は海に面していた崖の上の旧市街で、神社の裏手にあたります。
登渡神社は小さな神社ですが、一応参道もあって、両側には、かがり火の代わりに、大きな竹を切り割った中に大きなろうそくをともして、細い参道を照らしているのです。
参道の途中から並んで、神主さんが祝詞を上げるのを聞きながら午前零時を待っていると、松や杉の老木の隙間からお月様が見えたりして、なかなか味のあるものでした。
私が住み始めた当初は、地元の人だけが参加する、本当にアットホームな初詣でで、御神酒を振舞ってくれる人も勿論知り合いで、気に入っていました。
マンションブームの結果、近隣の人口が増え続けていますので、近年参詣者が増加する一方となって、2〜3年前から、5分前ころにお参りに行くと、鳥居の外から並ぶようになってしまいました。
それに今年から、参道をライトで煌々と照らしているので、蝋燭のありがた味がなくなりました。
帰るとアツアツのそば、またはうどんを食べて、初夢を見るのが我が家の定番ですが、今回は帰ってから甘酒としました。
高度成長期には、初詣は明治神宮や成田山など大手に集中する傾向がありましたが、(今でも若い人はそうかな?)世の中が落ち着いてみると、身近でもの静かな初詣も、じわじわと人気上昇中とわかります。
伝統・古来の習俗は、意外としぶといですよ。
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